コーディネータータイプ(調整役)の特徴

コーディネータータイプは、女性に多く男性に少ないタイプです。意識が常に内側に向いていて、そのこと自体が調整機能を担っています。自分の価値観や感情、態度を大切にしていて、自らの内にあるものを敏感に感じ取っていますが、それを外に向けて表現することはほとんどありません。ただ、自分自身に対して直に向き合い、自らを高める努力を怠りません。一見物静かで何も考えていないようにみえますが、内には情熱を秘めています。人知れず、周囲の人に貢献するための方策を打ち立てて、努力を続けていることもあります。

確固たる信念を持っていますが、人におしつけたりすることはなく、むしろ芸術的、抽象的な表現を好みます。一方で他人の感情にも強い関心を持っています。周囲の様子を敏感に察知しバランスをとりながら、自らの進むべき道、物事の本質に向かっていくことを好みます。目的達成のプロセスでも人や内的世界との調和を疎かにすることはありません。その本質は内向的ではありますが、「周囲の人から共感されたい」「自分の思いに気づいてもらいたい」といった周囲への気持ちをあわせて持っています。

企業組織におけるコーディネータータイプ

社会福祉や教育、カウンセラーのように、人の役に立つ仕事に興味関心を持つ傾向にあります。独創的な考えを、できればデザイナーや作家のように、芸術として表現したいという思いも生まれてくるかもしれません。自身の価値観に合い、一人になって内省する時間も確保されている。そのような静かで落ち着ける少人数の職場で力を発揮することができます。またそれと同時に、会社内の同僚とのつながりを強く感じることができるような職場であれば、心からリラックスした気持ちで仕事にあたることができるでしょう。

強み・常に安定しており周囲に安心感をもたらす
・人の意見に流されず独自の価値基準を持っている
・ 人の気持ちに敏感で必要に応じ寄り添うことができる
・利他的な行動により組織の精神衛生に寄与する
・人と人とのつながりを重んじその中で最大限能力を発揮する
・献身的であり、自分の認めた企業へは愛社精神が人一倍強い
弱み・表現力が乏しく周囲の理解が得られにくい場合がある
・自他の気持ちにとらわれ客観性を見失うことがある
・リーダーシップを発揮することは苦手である
・事務作業やルーチンワークを軽んじることがある
・諦めることができず過度に一つの目標に執着してしまう
・ストレスを貯め込みやすく人に気付かれにくい

組織でより充実した形で個性を発揮するためには

劣等のタイプであるオーガナイザータイプの働きが弱い場合、外界から得たデータを元に判断し外に説明することが難しく、自分の気持ちや考えを人に伝わるように上手く表現することができないケースが多くあります。そのような場合、他人が自分のことをどう思っているのかと思い悩み、葛藤に疲れ果て、精神的に衰退してしまうことがあります。そのため、自らの考えと企業組織で求められる考えを混同させず明確に分けることが必要です。独自の価値基準を大切にしながら客観的で論理的な表現表出が身につきはじめるとこのタイプは管理職としても確固たる地位を築くことができる人もいます。

8つのタイプ

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