冬村の羊 テぺ

さむいさむい冬村の羊の男の子。一人でのんびり遊ぶことが大好き。ところがそんなある日、夏村から迷い込んできたルコとの出会いから物語がはじまります。

一人でいることが大好きだったテぺはルコとの出会いからどのように変化してくのでしょうか……

テぺの好きなこと

・家の中で人形遊びや手芸をして過ごすことが大好き

・お腹いっぱいご飯をたべて寝ることが大好き

・晴れた日は外で絵を描いたり、芸術も楽しみの一つ

・自分の想いや考えを日記や詩にまとめるのも生きがい

・気の合う羊とゆったりと美味しいご飯を食べて内面のことを語り合うのが至福の時間

ルコ・パロ・メメのとの関係性

ルコ:行動力と決断力があるルコはテぺにとって自分にはないものをすべて持っているすごい存在。反面、時に自分勝手なルコの行動にイライラして喧嘩となることも。

パロ:一人でいることが好きなパロとは共通点が多いのですがいざ会話をしてみるとパロの独特な世界観に興味を持つと同時に感情が読み取れず少ししんどさを感じてしまうこともあるようす。

メメ:人や羊の感情を読み取り役割を演じることができるメメは感じていても表現できないテぺにとってはすごい存在。だからこそ人の意見に惑わされやすい一面があるメメの弱い部分に親しみやすさを覚えることも。

冬村の羊の特徴

冬村は年中雪が降っており皆で外で遊ぶよりも少人数や一人でいる羊が多く、手芸や芸術など一人の時間を楽しむための趣味を持っています。友達同士で話をすることは大好きなのですが一緒にいる時間が長くなると一人になりたくなるタイプの羊が多いようです。

一匹一匹の羊たちが一人の時間、自分の価値観を大事にする、心の調和、受容的、理想主義、感性、芸術肌などを大切にし、何か行動に移すにしても他の羊の意見ではなく自分の価値観、感性を通して判断しています。ただ、自分の内面の理解や納得に多くのエネルギーを使ってしまうことが多いようで、感性豊かで、自分の心の動きに敏感です。

何か行動するにも、まずは自分の価値観や考えに合うかどうか照らし合わせ、なるべく心の調和を保とうとします。自分の目にどう映るか、どう感じるかそういった感性に自信を持っています。子どもの頃は緑を好み 大人になるにつれて赤を受け入れるようになっていく羊が多いようです。

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