人間と羊が一緒に暮らす春村で宿屋の主人と暮らす春村の羊の女の子。テぺが春村に買い物に出掛けた際にバッタリ遭遇します。

おしゃれが大好きな今どきの女の子。野生の羊を少しちょっぴり見下したり嫌味なことをいってしまうことも……。

・お話は大好きです。特に羊や人間関係の話が一番花を咲かせます。

・人から認められることが好きで、人に認められる活動を好んでやり遂げます。

・感性や色彩感覚も豊かでありおしゃれを楽しみます。

・好きな人と美味しいご飯を食べることも大好きです。

・自分に相応しいと感じる羊たちと群れることで安心して過ごすことができます。

テぺ：テぺとはどこか同じ空気感を感じているのですがそれがどこなのか分からないことが多いようです。春村では聞き役に徹していたメメだったのですが、テぺと話をしていると自分ばかり話をしていることが多く不思議に感じるようです。

ルコ：羊としての自信があり頭の回転も速く行動力もあるルコに自分にはない魅力を感じていると同時に、他の羊の気持ちよりもとりあえず計画してやってみようというルコにイライラすることもしばしばあるようです。

パロ：メメにとって一番理解し難いのはパロでしょう。理解ができなさすぎるので喧嘩にすらならない傾向があるようです。メメはパロのことを理解できる日は来るのでしょうか？

春村にいる人間と羊が一緒に暮らす村ということもあり、4匹の羊の中で周りの人の感情に過度にあわせてしまうタイプの羊が多いようです。メメも例外ではありませんでした。人や羊の友達の気持ちを考えるあまり自分の気持ちや考えを軽視してしまう傾向にあることです。宿屋の主人からももっと自分で考えて仕事をするように言われるのですが言われた範囲のことに留まってしまうことが多いようです。また役割を演じるあまり動物としての自由で無邪気な一面を心のどこかに隠してしまっている傾向もあります。

皆と仲良くしよう、気に入られようとするあまり、自分の好き嫌いが分からなくなってしまうことは日常茶飯事です。 春村の羊はタイプは女の子の羊が多いようです。村の中で羊たちのグループもいくつかあり家柄やご主人様の職業、羊として容姿や能力に応じて上下関係があります。メメは容姿端麗で人気者ですが貴族や商人のご主人がいる羊の女の子から いじめられていたこともありました。その経験から自分に自信が持てず村の羊たちとは遊ぶことはありませんでした。春村の羊の論理力はあまり優位に発達しておらず自信のなさが人の言われるままの公式主義に陥る可能性が高い羊たちが多いようです。子どもの頃は黄色を好み　大人になるにつれて青を受け入れるようになってきます時には自分の内面と向き合い、人にどう見られるかではなく自らの羊として意思を明確に持つことが必要になってくる時期がきます。周りに影響を受けやすいタイプのメメにとって辛い道かもしれませんが豊かな内面の世界を持つテぺや意思や実行力を強く持つルコと出会うなかで徐々にからが破けるかもしれませんね。