NLPのポジションチェンジで日本を考えてみる

食物米国を中心に太平洋を取り囲む12ヶ国が参加する貿易自由化を目指す枠組みTPP。日本は2013年より交渉に参加したことが記憶に新しいですね。日本国内ではお米・牛肉・豚肉等などを重要とし、関税を維持しようとする主張が強いようです。もちろんTPPは農業だけの問題ではないのですが改めて日本に生まれて食について考えてみたいと思います。

目次

1-1 最近よく耳にするNLPとは

NLPという言葉は近頃耳にすることが多くなってきたように感じます。

NLPはN=Neuro(神経) L=Linguistic(言語) P=Programing(プログラミング) の略です。

一般に人は神経(Neuro)を視覚、聴覚、臭覚、深部感覚、複合感覚など、主に皆さんもご存知の5感を通して、外界の情報を脳に伝え、記憶として蓄積します。神経はその役割を果たします。そしてLinguistic(言語)は言葉として脳に蓄積された情報を出し入れする際に重要な役割を担います。最後にP=Programingですが、脳にプログラムをつくり、起動させる際に活用されます。

これらからNLPとは五感と言葉を用いて、脳に行動・思考・感情のプログラムを方法ということになるのです。

NLP(神経言語プログラミング)にて用いられるポジションチェンジについて説明したいと思います。自分の位置を変える事によって、見え方や感じ方が変化する事を体感する方法です。

1-2 NLPで使われるポジションチェンジとは

宇宙

人と話していると自分の見解に固執してしまうことも多くあると思います。自分の考え方を大事にすることも非常に重要なことなのですが、一歩下がって、違う見解を持ってみると今ある自分の考え方にも何らかのいい影響が出てくるかもしれません。

ポジションチェンジとは言葉の通り、自身の立ち位置を変えるということです。人は自分のポジションからの景色が現実的だと認識しています。対人関係のなかでもお互いが同じ景色を見ていると勘違いしているので、なんだか上手く伝わらない、誤解ということが起こります。ここでは5つのポジションについてご紹介します。

第1のポジション
あたかもその出来事を体験している本人であるかのように自分の耳や目や皮膚を通して物事をとらえる。
第2のポジション
話し掛けている相手の立場から出来事を想像し、相手と共感します。概念的に相手の体の中に入り込み、その人の目、耳、皮膚を通して世界をとらえる。
第3のポジション
傍観者の視点から自分自身や他者を見つめる。
第4のポジション
組織のポジション。「私たち」の視点から組織全体を見つめる。
第5のポジション
宇宙から見つめてみる。

※参考文献:NLPフレーム・チェンジ
L・マイケル・ホール(著)

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2-1 少し視野を広げて日本にいることを考えてみましょう

人はどの国の、どの時代に生まれるかで運命はほとんどが決まってしまいます。今日の夕食に何を食べるかという選択肢ができる人というのは全世界で5人に1人の人間だけと言われています。残りの8割の人は食べたいものの選択肢もないのです。その陰で日本は世界でも残飯排出量世界1と言われ、毎年2000万トン近くの残飯を処理しています。

日本

2-2 日本人は変化に対する不安が大きい!?

このように日本は非常に恵まれた国だとうことはほとんどの日本人が認識していることだと思います。だからこそ感じる生きにくさというものもあります。また、特に日本人は変化することへの不安が強い傾向があるようです。将来への不安、未知の生活への不安、変化することへの不安が強い傾向にあるのではないかと感じます。

赤ちゃん

日本人は変化に対する不安がなければもっともっと生きやすさを感じることができるのではないでしょうか。不安を感じる状態ではどんなに貯金をしても老後の不安を感じなくなることはないのです。日本は恵まれた環境の中に様々な日本人の特性を持っているのです。このようなデメリットとも思える特性があるからこそ現在の豊かさがあるのかもしれません。

ですが、その豊かさは内面の豊かさを犠牲にして成り立っているのかもしれないということを認識していてもいいのかもしれません。社会的な体裁が整っていけば行くほど、見えない危険が社会に存在することになるでしょう。

桜

まとめ

NLPのポジションチェンジ少し飛躍してしまいましたが、日本を世界全体で考えてみるのも、自分を知る意味でも重要なことだと思います。人は視点を変えることで様々な見解を身につけることができます!ポジションチェンジは対人関係だけでなく自分自身の生き方を知るうえでも上手く活用することができる知識だと思います。ですが反対に視野を狭くするというのも一つの方法だと私は思います。何事も点ではなく、線で考え、広い視野と狭い視野を使い分けるふり幅の大きさが重要だと考えます。

人はその視野の範囲でしか成長できない。人間は知らずしらずに自分の考えに固執してしまうものだ。しかし、少し見方を変えると、違ったものがみえてくる。そのとき、あなたの視野は広がっている。そして、視野が広がっただけ成長が可能というわけだ。視野が広がると今まで見えなかったことも見えてくるだろう。そうして成長を続けてこそ、運気が上昇するというものである。

アメリカ作曲家 ジョン・パウエル(1882~1963)

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